新型コロナウイルスによる非常事態宣言に際しまして
お取引いただいているみなさま
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
この度の政府による非常事態宣言の発出に際しまして、弊社では社員の時差出勤を実施いたしました。
本日、西脇京都府知事から「非常事態宣言に準ずる」とされ、決して他人事ではない状況になっております。
感染させない・感染しないために今自分ができることを考え、社員の健康を守ることを第一としました。
お取引先様には担当者と電話がつながりにくくなる等のご不便をおかけするかもしれませんが、何卒ご理解を賜りたく存じます。
「日本の文化を支える」気概を持って弊社は事業を行なっております。
国難と言える今回、大変微力ながら日本を支えてまいります。
末筆ながら、みなさまのご健康を切にお祈りいたします。
株式会社安本武司商店
代表取締役社長 安本賀一
新しい社屋で
昨年末からの移転作業も落ち着き、気持ちも新たに日々過ごしています。
コミュニケーションがとりやすいように意識したレイアウトのおかげか、時折、社員の笑い声が聞こえてきて、意思の疎通が部署単位から会社全体へと変化しているように感じます。
弊社の技術力は取引先様から以前より高い評価をいただいていましたが、和装分野では数少ないCAM(自動裁断機)を導入し、さらなる技術の向上を目指しています。
現状に満足することなく、新しい分野にも意欲的に取り組んでまいります。
みなさまへ日頃の感謝と決意を込めて。
代表取締役社長 安本賀一
成人の日に起こった件について思うこと
大変ショッキングなことでした。
成人式を楽しみにしていたご本人はもちろんのこと、ご家族にとってもつらかったであろうとお察しします。
ジャンルは違えども和装業界に携わる身としては、本当にやりきれない思いです。
「着物」は今や「晴れ着」であり、慶事を彩るものです。
この慶びの日に着物を纏うことは、日本の伝統をつなげることとして、伝統文化の継承に幾ばくか担っている自負がある立場としてもありがたくうれしい限りです。
今回の件は、経営が苦しくても成人の日にこんなことをしなくても…というのが私の正直な気持ちです。
和装業界は後継者難による技術継承の危機などの問題を抱えています。
また、経営者としては資金繰りは常に頭にあることです。
「伝統文化を絶やすわけにはいかない」という強い気持ちで、様々経営課題に取り組んでいる企業が多数なのだと信じています。
伝統文化はただ待ちの姿勢ではつながりません。
長期的視野を持って常に挑戦しているのです。
この経営者はそういった自負や責任感があったのでしょうか。
目先の利益のみを追っていたように思えてなりません。
今回の件は他人事とせず、
易きに流れていないだろうか
その行動は胸を張って正しいと言えるだろうか
伝統文化を次に伝えるに恥じない行動だろうか
をあらためて肝に銘じたいと思います。
株式会社安本武司商店
代表取締役社長 安本賀一
社名の理由
今では少々古くさいとも思える響きのこの社名の意味についてお話します。
「私たちの商売の種である大切な商品を跨いだり、ぞんざいに扱ってはいけない。
その商品を届けてくれる仕入先こそ大切にすべきだ。」
これは創業者である安本武が常々口にしていた言葉です。
少し前、巷では「CI(コーポレート・アイデンティティ)の確立」の名の下に、社名を変える流れがありました。
私自身、一瞬ですが頭の中をよぎりましたが、株式会社安本武司商店の名は変えない、と改めて決意した時でもありました。
商い(あきない)がビジネスに移り変わろうとも創業者のその言葉を忘れず、これまで同様、誠実に経営に取り組む決意表明でもあります。
また、和装・法衣業界で当社の名前は広く知られており、取引のある大手企業からも一目置かれる存在です。
この客観的事実を見ても、創業以来の社名を大切にして行こうと思うわけです。
まもなく創業80年を迎えますが、まだまだひよっこです。
これから100年目、そしてその先を考え、日本の伝統文化を支えているという誇りと常にチャレンジする攻めの姿勢をこの社名と共にがんばっていきます。
株式会社安本武司商店
代表取締役社長 安本賀一
引越し作業終了!その後は...
倉庫の引越し作業第2弾が終了しました!
暑い中、みなさん本当にお疲れ様でした。
ということで、如月会(という社員の会)の幹事さんが「お疲れ様、引き続きがんばろう会」を開催してくれました。
ビアガーデンです!
雨の予報が出ていてドキドキしましたが、結局降らず最後まで楽しむことができました。
みんなで協力しています!
来年度の秋に社屋が新しくなります。
まずは、今ある倉庫から商品を移動させなければいけないのですが...
暑い中、みんな協力し合って運び出します。
女性社員も重たいものも積極的に運んでいます。
社長も汗びっしょりになりながら運んでいます。
高校生の職場見学がありました
8月1日、洛陽総合高等学校の「産業と人間」というカリキュラムの一貫で、1年生4名の生徒さんの「職場見学」がありました。
弊社の印象はいかがでしたか?また、卸売業のイメージはついたでしょうか。
年間を通しての取り組みとお聞きしています。長丁場ですが、がんばってください。
人事担当 J
社長より いつもと同じにならない時は
7月の1ヶ月間は祇園祭であちこちに「車両通行禁止」の看板があります。
会社や取引先の近くがそうだったりするので、営業車両は普段とは違う動きが求められます。
このように抗いようがないことは、いかに適応し、違う方法を考えられるかが大切になってきます。
代表取締役社長 安本賀一